大人からのバレエ推進委員会監修

私のバレエライフ
第16回 ありがとうさぎさん

Bejart Ballet Lausanne Japntour 2010

セルゲイ・セルゲーエヴィチ・プロコフィエフ(ロシア語: Сергей Сергеевич Прокофьев シェルギェーイ・シェルギェーイェヴィチュ・プラコーフィイェフ;ラテン文字転写の例:Sergei Sergeevich Prokofiev、1891年4月23日 - 1953年3月5日)は、ロシアの作曲家、ピアニスト、指揮者。

Bejart Ballet Lausanne Japntour 2010

バレエから逃げ出す

芸術に並々ならぬ理想を持ち、情熱をぶつけてくる強烈な音楽家の母により、幼い頃から当然のようにピアノとバレエをやらされていた私。そんな母に逆らうことは決して許されなかったが、中学2年になった私は、ある日とうとうバレエから逃げ出すべくレッスンを勝手にさぼりだし、それがバレて、烈火の如き母の怒りと体罰の末、バレエをやめる事ができた。その後はそれしかなかったという消極的な理由で、音楽の世界に逃げ込んだのだった。幸い音楽の楽しさ、美しさに目覚めてピアノで音大に進み、音楽を極める道を選んでよかったと思っている。

Bejart Ballet Lausanne Japntour 2010

バレエを踊ることを止めても、その世界の美しさを忘れることは出来なかった

そんな‘やめ方’をしてしまったバレエだが、音楽を学んでいくうちに改めてバレエ音楽の美しさに気づいていった。チャイコフスキーの音楽にあるバレエの夢物語そのものの色彩やきらめき、リズム、音色や響きの多彩さはバレエ音楽でない曲でも私にバレエを感じさせた。また一時期はロミオとジュリエットにはまって聴きまくり、色々な版を調べたり当然プロコフィエフ自身によるピアノ版も遊び弾いたり、ピアノ版にないところをピアノで勝手に弾いてみたり、2人の若者の悲恋の美しさや悲劇の世界とそれ以上のものを表していると思う音楽に耽溺した。資料やビデオも集めたりした。自分がシンデレラを踊っていた時にはよく分かっていなかったが、その音楽の幻想性や叙情性、魅力がプロコフィエフの和声感やオーケストレーションによって生み出されるていると、音楽を学ぶ側になって改めて理解し感じることができた。バレエを踊ることを止めても、観ることやその世界の美しさを忘れることは出来なかったのであった。

Bejart Ballet Lausanne Japntour 2010

美しい夢の世界をもピアノでも益々表現してみたいと思う今日この頃である

そんな私も結婚出産を経て重たくなった身体を動かしたいと思ったとき、心に浮かんだのはやはりバレエだった。娘の通い始めたバレエ教室に大人のクラスがあると知ったのが再開のきっかけとなった。久しぶりにレッスンを受けてみるとどうだろう!昔にこんな感覚があったのかと疑うくらい気持ちが良かったのだ。緩やかなピアノのレッスン用音楽と一緒に呼吸して腕や身体を動かす、音楽とともに身体に空気が入ってきて、そして吐き出す、からだ中に気が循環していく感じがたまらなく気持ちいい。そしてある瞬間にじわーっとからだの中から熱気が溢れる。この感覚は他のどんな運動でも得られない気持ちよさではないかと思った。今は少々の演奏活動と家事育児などに追われる日々の中、バレエに割ける時間は限られてはいる。だが週に一度のこの楽しみから‘逃げ出す’ことは決してないと思う。 バレエをやめていた時期でも舞曲を弾くのは好きでリズム感をお褒め頂くことがあり、それはバレエのおかげもあるかな、と感謝している。再びバレエを始めた今、舞曲などのリズムの楽しさや躍動感、またその美しい夢の世界をもピアノでも益々表現してみたいと思う今日この頃である。

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プロコフィエフ
自伝/随想集

プロコフィエフ
バレエ音楽「ロメオとジュリエット」(ハイライツ)/「シンデレラ」組曲第1番

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