大人からのバレエ推進委員会監修

第12回 ehonさん

第10回

バレエ歴7年 カナダ在住

夫の言葉に背中を押されて

それはマンションの集会所のバレエ教室でした。4歳だった私はそこで初めて見たバレエに憧れ、父に習わせてほしいと頼んだのを今でも覚えています。が、父の答えは「バレエを習うくらいならオルガンを習え。」というもの。そこでもう少し頑張ればよかったと思うのですが、素直に私はエレクトーンを習い始めました。

ただ、ずっと憧れは心に残っていました。結婚後、「やってみたいならやればいいのに。」という夫の言葉に背中を押され、社会人になってからずっと気になっていたミカバレエに電話をかけたのが私のバレエライフの始まりです。  二〇代後半で頑張っている仕事もあり、今更と気恥ずかしかったのですが、体験入学をさせていただき、もう一生バレエをすることはないと思っていた私が、もしかしてこんなに熱心にレッスンをしている子供達の中に入らせてもらえるのかもしれないと、わくわくしたのを覚えています。年齢の差別なく本物のバレエを教えてくださる素敵なスタジオに出会えたのは本当に幸運でした。

しかし、実際に私がミカバレエに入ることができたのは、その約1年後でした。体験レッスン後に妊娠していることがわかり、出産が終わるまで待つことにしたからです。そして、出産後、改めて電話をさせていただいたとき、嬉しくてかなり興奮してしまいました。  そうして始まった楽しいバレエライフですが、職場復帰、私の転勤と厳しい状況が続き、最終的に夫のアメリカ転勤でミカバレエを離れることになりました。もう約5年前のことです。

 

海外でも一度ついた火はしぶとく燃え続けています

第10回 第10回 ですが、海外でも一度ついた火はしぶとく燃え続けています。2歳の娘はシルヴィ・ギエムのDVDが大好きだったことから、引っ越し早々娘と親子バレエ教室に入ったのを皮切りに、無謀にもボストン・バレエのオープンクラスにも参加してみました。

その後夫がカナダに転勤しましたが、すぐに娘のバレエ教室を探し、大人のクラスも新設されるや私も申し込みました。残念ながらその大人クラスはなくなってしまったのですが、別の教室を探して参加。今年一時帰国した際には、ご厚意でミカバレエのレッスンも受けさせていただきました。

嬉しいことに娘はバレエが大好きで、夢はバレリーナだとか。そんな娘を連れて毎週国立バレエ学校に通うことや、カナダの国立バレエ団の公演を観ることで最近満足してしまっていましたが、ミカバレエの方々が大変進歩されていたのが羨ましく、大きな鏡を購入して手摺をバーに見立て、娘とレッスン中です。

火はまだまだ消えていません。  

細く長く、私のバレエライフを続けていきたいと思っています。