大人からのバレエ推進委員会監修

第10回 岡本洋子さん

第10回

バレエショップ ポアントコウベ 店長

まさか自分が『大人バレエ』を始めるとも思いもよらずに…

私とバレエの出会いは、約3年前に遡ります。  

きっかけは私がパタンナーとして在籍している潟Cンプルーヴが、バレエ用ウォームアップウェアの 開発に乗り出したことです。それまで「バレエ」といわれて連想するのは、皆さんがイメージする「クラシックバレエ」のお姫様のような踊り、または子供のお稽古事といったものでした。その頃『大人バレエ』のブームに火がつき始めた時期で、カルチャーとして大人の方も楽しんでいるということを初めて知りました。まさか3年後、自分がその『大人バレエ』を始めるとも思いもよらずに…(笑)

パタンナーの仕事は、デザイナーが平面(紙)にデザインしたものを立体(形)にする作業、つまり洋服の型紙作りをすることです。ただデザイナーのイメージ通りに形にするだけでなく、袖を通したときに着心地がよい・シルエットも保たれている、ということが求められます。

特にニットの製品は編地の特製を考慮したうえで、デザイン・パターンを進める必要があります。私たちのブランド「ポアントコウベ」では、自分たちの得意な分野の「ニット商品」を展開し、機能性を問うだけのスポーツウェアとは一線を画したい、という気持ちがありました。ただ、ブランドを立ち上げた当初は、バレエに関しては初心者も同然だったので、バレエ経験者や現役の講師の方にアドバイスを頂いたり、Webショップの中でモニター様を募り約一年の間アンケートなどにご協力頂きました。

そうしながら2シーズンが経ち、その間新商品も追加していましたが、3シーズン目に入った今年、「やっぱり実際に自分がウェアを着て、着心地を確かめたい!!」という思いに駆られ、6月から三宮のカルチャーセンターのバレエ教室に通い始めました。  

 

これからもマイペースで

第10回 学生時代はバスケットボールに剣道にスキー、結婚して子供が生まれた後はスポーツジムでボディコンコンバット(音楽に合わせて行う格闘技をベースにしたエクササイズ)などを楽しむなど、直線的な動きが得意だっただけに、ダンス、特にバレエなどという柔らかな動きが全くダメで実際今でも皆さんについていくのが必死です。レッスン中は、バレエの基本のパ+振りの名前で動作の指示が出ますが、そのカタカナの意味が全く覚えられない…(笑)。次のレッスン前は、オフィスにあるバレエ用語の本や解説などを見て予習しています。

それでも教室の先生が、時にはやさしく時には厳しく、親切丁寧に教えてくださるので、こんな私でも何とか折れずに続けています。教室の皆さんも、レッスン前から入念にストレッチをされたり、レッスン中も真摯に取り組んでいらっしゃるのですごく刺激になります。レッスンウェアも、それぞれご自分に似合うようにコーディネートされているのでそういう面でも毎回すごく楽しみにしています。 神戸という土地柄かおしゃれに敏感な方が多いので、「あ、こんなスタイリングも素敵!」「このシルエットも可愛い!」とか次のデザインを考える上でも参考になりますね。

自分のレッスン着も、もちろん自社製品です。しっかり汗をかいて動いて洗濯して、やはり自分で体感しないと分からないこともたくさんあります。

『この丈は長かったなー。』なんて、反省材料も見つかりますし(笑)。 やっぱり自分が「着たい」と思えないと、自信を持って売ることはできませんからね。

もともと体を動かすのは好きなので、これからもマイペースでバレエを続けていければと思っています。 それには、まずバレエを楽しむための体質改善から始めないと、って最近思いはじめました。機会があればヨガ・ピラティスにも取り組んで行きたいですね。