大人からのバレエ推進委員会監修

中村みちえコラム

中村みちえ

翻訳家

バレエ愛好家

著書「ニューヨーク ジョフリー・バレエスクール 大人からのバレエ」

 第9回『マズルカ攻略法』

一歩進んで「マズルカ」

キャラクターダンス、というものがあります。大人のクラスではあまりやらないと思いますが、たまに幼児クラスでやるようなスキップやツーステップをやらされることがあります。 それもこの一種なのかなと思います。幼児のようなかわいげはないにせよ、やっている当人は楽しいものです。 でも、これが一歩進んで「マズルカ」というものになると、少々眉間にしわが寄ってきます。なにかがヘンだ、左右の足が合わない、なにかが抜けてる。 いや、そんなことはない、あんなものは簡単だ、すぐできる、という方は、以下読み飛ばしてくださってけっこうです。

Larry Payne Ballet PAS MARCHE

赤いレオタードの先生いわく、古典バレエには必ずキャラクターダンスが入っているそうで、つまりバレエをやるからには逃れられない運命にあるということです。 まず登場するのはポルカ。これは比較的やりやすいようです。いきなりマズルカより、まずはこれを制覇するのが得策かも。 と言いつつ、やはりすぐにはできませんでした。同類の御方はそのまた前にこの映像もおすすめします。ワルツステップです。これもやはりすぐにはできませんでした。 やはりバレエには向いてないと今さらながらに思うのは、まさにこういうときですが、しつこくやればそのうちできます。

赤い先生いわく
マズルカはポーランドの民族舞踊

さて、先ほどの映像に戻って、本命のマズルカ。赤い先生いわく、マズルカはポーランドの民族舞踊、たいていがタンデュ・エファセ・ドゥヴァンで始まるのだそうです。 あんまりできないと、実演してくれる子どもの笑顔が小バカにしているようでしゃくにさわりますが、それは妄想というものです。これも泣く泣くやるうちに忽然とできるようになります。 そして、大人の、それもプロがやるとこうなるんだなあというのがこちらです。白鳥のマズルカ。あまりフォークダンスっぽくない、シックなブルーの衣装も素敵です。 かっこよくやるとこんなにかっこいいんだなあ、できるようになりたいなあと思うことしきりです。

リストへ戻る